

フランス花の最高職人(MOF)が
紡ぐ美の哲学
フランス国家が認定する最高職人「Meilleur Ouvrier de France(MOF)」の称号を持つ、フローリスト界の至宝イザベル・ブルトメ氏。自然の息吹とアンティークの美が調和した彼女の作品は、花が語る詩のような芸術です。今回、大阪・関西万博フランス館招聘イベントでの来日に合わせ、東京において、さらにイザベル氏自らが、花の素材が持つ物語性を紡ぎ出す特別レッスンとデモンストレーションを披露するまたとない機会が生まれました。フランス花芸術の奥深さ、美意識の繊細な揺らぎ、そして技術の先にある表現の本質に触れる希少な 2 日間となるでしょう。
秋の1日、美の哲学を求める方へ。表現を磨き、感性を解き放つ——その先にある新たな花芸術の扉が、ここで静かに開かれます。
Profile
アーティストプロフィール
フランス花芸術の至宝、MOFフローリスト イザベル・ブルトメ氏を、ご紹介します

Isabelle Brethomé
|イザベル・ブルトメ
フランス西部のサーブル・ドロンヌを拠点に、自然と詩が息づく花芸術を追求するフランス国家認定 「Meilleur Ouvrier de France(MOF)」フローリスト イザベル・ブルトメ氏(MOF 受賞 2019 年)は、 35 年以上にわたり花と向き合い続けるフランスの名匠フローリストです。
若干 14 歳で花の道に入り、ル・マンにて CAP(職業資格)、BP(上級職業資格)、そしてフローラルアートのマスター資格を取得。 ナントで 2 店舗を経営後、アンジェ地方の名門校「CNPH-PIVERDIER」にて教授を務め、韓国や日本でも指導経験を重ねるなど、国際的な活動も展開してきました。 その卓越した技術と芸術性は数々の賞により証明されており、1992 年には「若手フローリストのオスカ ー」、1994 年には「欧州若手フローリスト賞」、2007 年には「Piverdi d’Or」を受賞。そして 2019 年、フ ランス国家が認定する最高職人称号「Meilleur Ouvrier de France(MOF)」を獲得し、花の世界における 頂点に立ちました。 現在は、サーブル・ドロンヌにて、自然素材とアンティークが調和する温かな空間 のブティックを営んでいます。季節の移ろいを大切にしながら、フランスや欧州の優良生産者と連携し、金属やプラスチックを使わない サステナブルな花芸術を追求しています。
彼女の作品は、単なる装飾を超え、感情と物語を宿す花の詩。その一輪一輪が、見る者の心に静かに語り かけます。

フラワーデモンストレーショー&トークショー
Day 1|鑑賞する
『一輪の花が語りだす夜』
MOFの技が咲かせる晩餐の花
イザベル・ブルトメ ,フラワーデモンストレーショー&トークショー
ピベルディエールジャポンヘッドマスター細野里香によるデモンストレーション
フレンチレストランの空間を舞台に、MOFフローリスト、イザベル・ブルトメ氏によるデモンストレーションと花の演出を体感いただく特別な夜。イザベル・ブルトメ氏のトークショー、ピベルディエールジャポンヘッドマスター細野里香によるデモンストレーションも開催。花一輪の持つ力、美しさ、静けさが、五感を通じて心に届きます。
日時|2025年 10月5日(日) 16:30-20:30
会場|フレンチレストラン「ロワゾー・ドゥ・フランス」
東京都新宿区市谷船河原町15日仏学院内
料金 (1名様)|22,000 円(ディナーコース + ワンドリンク付)
※ディナーコースは着席となります
デモンストレーション&レッスン
Day2|体験する
『イザベル・ブルトメと過ごす芸術花教室』
フランス MOFの技と感性に触れる秋の 1 日
12名様限定のプレミアムレッスン
イザベル・ブルトメ氏による少人数制の実技レッスン。フランス花芸術の繊細な感性、自然素材を生かすテクニック、そしてMOFに通じる“表現の哲学”を、フラワーデモンストレーション見学と、実際に作品を作りながら学びます。
日時|2025年 10月6日(月) 10:30-17:30
会場|ピベルディエールジャポンTOKYOアトリエ
内容|イザベル・ブルトメ氏 フラワーデモンストレーション鑑賞+レッスンと講義(各自生徒 1作品制作)
東京都江東区東雲2-1-17 NEPTUNE 3F
料金 (1名様)
・1日参加(花材・資材費+昼食付)|58,000円
※限定12名様まで(定員に達し次第募集を終了させて頂きます。)
・デモンストレーション見学のみ |22,000円

2Dayチケット|79,000円(2日間参加)
CNPH-PIVERDIERE
フランスの名門フラワースクール
国際視野で活動する花芸術家の拠点、ピベルディエールジャポン
2025年4月開校

CNPH PIVERDIERE(ピヴェルディエール)校は、フランス国立園芸振興センター(CNPH)と、ピヴェルディエール校(PIVERDIERE)という、それぞれロワール地方アンジェ近郊をベースに50年以上の歴史を誇り、フランスの植物産業界を牽引してきた由緒ある2校が統合し、2015年に誕生しました。
フラワーアレンジメントや装飾など、フラワーアート全般にわたる総合的な教育・研究を行い、世界で活躍する多くの人材を輩出しています。特に、フランス政府公認のフローリスト資格取得養成課程であるCAPおよびBPフローリスト・コースは、国内外の花産業を牽引する優れたフローリストを育成し続けています。植物学に基づき、植物の成り立ちから学ぶ園芸領域の基礎を持つフラワーアート教育機関は、世界的にも極めて稀であり、未来の花芸術の発展に欠かせない存在です。
そして2025年4月、韓国・ソウルに続く2校目の海外キャンパスとしてPIVERDIERE JAPON(ピヴェルディエールジャポン)が開校。日本から世界へ──国際的な舞台で表現活動を行うフローリスト、アーティスト、プランナー、評論家を育成する、新たな拠点となります。
※随時体験レッスン開催中、詳しくは『体験レッスン』ページをご確認ください
PARTNERS
主催|PIVERDIERE JAPON
共催|パリクラブ(日仏経済交流会)
特別協力|ルネサンス・フランセーズ日本代表部/ロワゾー・ドゥ・フランス
監修|Flower Art Award 事務局